スモルト（左）とパー（右）の形態の違い． 　スモルト（降海型幼魚）は，体色が銀白化し，パーマークが見えにくくなり，鰭（ひれ）の黄色味が薄れ，背鰭と尾鰭の先端が黒化，体高が低くなることによる体型のほっそり化などの形態変化を生じます．

スモルトの背鰭の黒化． 　スモルト化（銀毛化）が進むにつれ背鰭と尾鰭の先端が真っ黒に変化します（つま黒化）．パーの背鰭の先端も黒みを帯びますが，先端が乳白色である点で異なります． 　この写真のように完全につま黒化し，パーマークが見えなくなったものは，「後期スモルト」とも呼ばれます．