北国の積雪状況などからおおざっぱに季節分けをして，それぞれの季節による走る度合いを比較してみたのが下表である．4年間の総ラン距離は1万1千キロを越した．地球を赤道に沿って一周すると4万キロとのことなので，やっと4分の1周というところである．とはいっても，東京から西宮の間が高速道で536キロなので，10往復しておつりがくる距離である．こんなに，無駄にエネルギーと時間を費やして！　何か得るものがあったのだろうか？

　北海道のランニングの大会が5月から9月に集中していることもあって，トレーニングに力が入るのも春から夏にかけてで，月平均300キロ前後まで頑張るが，冬期間は100キロ台にとどまり，XCスキーを除くと月当たり96キロにすぎない．

一日当たりどのぐらい走ったのか
　一応，月間300キロを目標としたのだから，日平均10キロ走ると達成されることとなる．ところが，そうはいかなくて休日にまとめ走りをする．4年間の統計から，日走行距離の頻度分布を下図のように作ってみた．なんと，圧倒的に多いのはゼロの614日で，4年間の1,461日の42.3％に達する．

　1キロや2キロの日もあるが，これは走り出したら足に違和感を感じてやめてしまったものだろう．走った日の中で最も多いのは10キロの166日で，走った日数（847日）の19.6％である．日平均距離を意識していることやキリが良いから多いのだろう．次いで多いのは，6キロ（84日），8キロ（79日），7キロ（78日）で合わせると241日で28.5％にも達する．この距離は，早朝に無理なく走れて，今の住居を起点にして厚別競技場，平岡公園付近を経由して戻るスタンダードなコース（6キロ）であって，気分によって少しふやすと7キロや8キロとなる．

　休日や大会の日は走る距離がふえて，20キロから22キロまでが81日もある．それ以上になるとほとんどが大会参加時の走りであって，たまーに気分が乗ったときにLSD気取りで40キロから60キロ走ったものである．